SPAMメールがひどい。SpamAssassinとRazor2のおかげで、だいぶはじけてはいるものの、最近日本語のSPAMが目立つようになってきた。
これはいかんと調べて見た所、SpamAssassin関連実験場にパッチを発見。
パッチ自体は、日本SpamAssassinユーザ会が開発しているらしいのだが、このサイトには3.1.4までのパッチしかない。(上のサイトには3.1.8のパッチがある)
下準備として以下を実行。
  1. portsから、japanese/mecabを WITH_CHARSET=utf-8 でインストール。
  2. portsから、japanese/mecab-ipadicを WITH_CHARSET=utf-8 でインストール。
    ※ ドキュメントには、char.defを書き換えるように書いてあるけど面倒なのでパス。どのくらい影響があるのかは判断できなかった。
  3. portsから、japanese/p5-Text-MeCabをインストール。
  4. portsから、converters/p5-Encode-Detectをインストール。
パッチをダウンロードしてきて、portsのfilesディレクトリにpatch-aaとか言うファイル名で置いてみたが、うまくパッチがあたらない。
しょうがないので、一度makeしてから、work/Mail-SpamAssassin-3.1.8ディレクトリに移動して手動でpatchをあてる。make install してみたが、spamdを起動するとライブラリが足りないみたいなことを言われる。
最初は足りないファイルを一つづつコピーしていたのだが、面倒になってwork/Mail-SpamAssassin-3.1.8/lib/Mailを/usr/local/lib/perl5/site-perl/5.8.8/ にコピーしてしまった。
続いて、/usr/local/etc/mail/spamassassin/local.cfに以下を追加。
normalize_charset 1
そして、/usr/local/etc/mail/spamassassin/tokenizer.preを以下の内容で作成。
loadplugin Mail::SpamAssassin::Plugin::Tokenizer::MeCab
これで、spamdは無事に動いている。効果があるかどうかは、現在の状態で日本語のメールを学習させてからかな。

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